白い由布岳が戻って参りました

一昨日より気温がぐ〜と下回ってきて寒い日が続いています
薪ストーブを慌てて慣らし運転をしている髭のマスターであるがそうなるとストーブの前が指定席となりつつあります そのうちに髭のマスターの燻製が出来上がっているかもしれませんね もっとも『おいしくなさそう!』とか『食欲が落ちる』とか言われそうですがね パチパチと爆ぜる炎を前に心ゆくまで気の済むまでに本を読む・・・これほどの贅沢がありましょうか 一度経験したらやめられませんし癖になりそうです 佐伯泰英さんの密命を読み終えて今は吉田篤弘さんの作品にチャレンジしています

白き由布岳


さてさて、白い由布岳が帰って参りました
もうそんな時期か?とか年賀状の準備をしなくては?とかが頭の端を掠めるのですが何しろO型それも典型的なO型である髭のマスターはどこかまだ11月だとたかを括っている気配がぷんぷん いい加減でやりっぱなしの性格は来年古希を迎えようとしているにもかかわらず直っていないようだ むしろ輪をかけて極めつつあります 例年新年に白い由布岳に向かって姿勢を正し今年こそはと誓いつつ繰り返すこと17回目を数えている 隣で柚子の皮を一心不乱に剥いている明美シェフはA型である 柚子の良い香りに『美味しい柚煉ができますように!』と祈っている優しい髭のマスターである
やがて本が佳境に入ってくると柚子の良い香りも白い由布岳も手品みたいに消えてなくなります
11月下旬の野乃花の日々はこのように平和に流れていきます どこか遠くよりまーシェフのものと思われるイビキが聞こえてきましたよ それにリズムのイビキが重なっていきます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA