国東半島・六郷満山を訪ねてパート2

令和2年11月27日(金)この日も穏やかな1日であった
御朱印帳を片手に真木大堂へ 渡辺君の家で美味しいコーヒーを飲みながらこの日のコースを考える 庭に彼の作ったピザ窯がど〜んと鎮座している きっと美味しいピザやパンが焼けるであろうがまだ食べさせてもらったことはない 楽しみは後日に取っておいてということでこの日も『竜の髭』を沢山いただいて半島巡りへと出発した

渡辺邸のピザ窯


6胎蔵寺ー高山寺(番外)ー3報恩寺ー13無動寺ー26行入寺ー25神宮寺ー23泉福寺ー24興導寺という国東半島西から東へ横断のコースとなった まだ紅葉は美しく冬枯れの景色は見られない 寒さが厳しくなれば体力的にも限界があるので有難い この日は薄曇りの天気であったが山門から本堂へと歩くだけで汗ばむほど11月末とは思えないような気温である 途中から山道へそれ5キロほど上ったところに高山寺がある 展望台からは国東半島が一望できる

高山寺展望台より国東半島を望む

高山寺山門

カエルの置物が迎えてくれる

高山寺本堂


報恩寺にお参りして豊後高田の昭和の町『えつ』で昼食に蕎麦を食べた その後真玉まで走り無動寺へお参りする その後両子山の麓を走り行入ダムの入口より行入寺へと向かう

行入寺駐車場よりダムを望む


神宮寺までは5、6分の近さである 今から45年ほど前、初任地の国東支店時代を思い巡らす 警察官であった友人のTくんと両子山へ登ろうということになり途中神宮寺に立ち寄ったことがあった その時の焼き仏の印象が強く残っており今回の一番の楽しみでもあった 確か奥の院六所権現様の裏手に立てかけてあった焼き仏 今はお堂の中に安置されていた 苔むす石を踏みしめながらその石の一つ一つにも当時を思い起こす記憶がかすかに残っているから驚きである 帰りしなに御住職の奥さんに『茹で上がったばかりだから』と頂いた石垣餅の暖かくてほんのり甘く素朴な味に45年前を思い出して涙の出る思いであった 人の記憶が凄いのかそれともここには時間が止まっているのか定かでないが頭ではなくて心の芯の部分にかすかに灯された炎を見たような気がした

神宮寺の焼き仏

国東塔
六所権現までの苔むす道


泉福寺、興導寺と立ち寄り帰路へ着く
夕刻より仕事が待っている

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