あれ、気がつけばいつの間にかミンミンゼミが鳴き始めました
ということはお盆が近いのですね
昼寝をしていると記憶の彼方かどこか遠くの方でみ〜ん、み〜んと・・・
これは夢の中の出来事かと思いきや目を覚ますと実際に近くで鳴いていた
ミンミンゼミは耳鳴りとはっきり違うのが判るのですがジィージィ、ジィージィーとうるさい油蝉は耳鳴りかはたまた蝉の鳴き声か区別がつかないことがある ジィイージィーと何回も呼ばなくてもここにいるよと言いたくなるくらい一日中鳴き続けるから暑さの中うんざりする 最もこのところ暑くなくても一年中鳴いているから耳鳴りとはうまく付き合っていかなければと思っている
先日７５歳のお客様が５名お泊まりになられました 会話の弾むこと女子高生の如し、食欲はまるで女子大生の如し いやはや羨ましい限りであるとともにやはり女性はいつまでも元気がいいとつくづく思い知らされました
ところが夕食の時である 一人の人があれ？とひぐらしの鳴く音に気がついた もうひぐらしが鳴き出したのかしらと・・・すると隣りのお嬢様があなたあれは厨房のタイマーの知らせる音よ！と自信たっぷりに答えた その前に座っていたお嬢様が何言ってるの！あれは耳鳴りじゃない！と続く・・・見ていて笑えない髭のマスターは皆さん正解！でも今のはひぐらしの鳴く声ですよ答えてあげました 皆さん、一斉にテラスに出て『本当だ、ひぐらしだわね』とやっと信じていただきました ピンクや黄色の服と宝石で着飾っていてもやはり歳には勝てませんねと皆様素直に認められました 夏の夕刻野乃花のほんのりとする一コマでした
今年の夏は例年以上に暑い様です
こんな時は 『そうだ、夏は野乃花に行こう』と思い出してくださいね
因みに写真は高崎山頂きから由布・鶴見だけを望む