いいね・野乃花!

 3月24日の野乃花も又別れを惜しむうちに終わってしまった
この日のメンバーで山梨からの常連さんのKさんは連泊、別府からの親子3代Tさんも又連泊、広島からのKさんご夫婦であった
山梨からのKさんはオープンの頃からの常連さんで昔話でその時々にワープして、焼酎が進むうちにジムで鍛えたガッチリ体格に関わらず『俺、泣くかもしれない』と野乃花の卒業式を噛み締めていた 勢いで机の上に並べていた8本の焼酎をロックで二日間で往復してしまった Kさん、本当に長い間有難う!これからも連絡取り合って人生を語り合おうぜ! 別府からのTさんは野乃花大好き人間で2月3月に今回で三度目となる 毎回連泊でゆっくりと野乃花の卒業式を惜しんでいる 特に孫のY君は幼稚園の頃からの野乃花デビューであり二十年ぶりのピアノにも挑戦 マスターにビビンコしてもらったなぁとその頃を懐かしんでいた ピアノを習うのはヤマハにいくというのを山に行くと思い込んで『いつ山に行くのだろう』と思いながら毎回通っていたと笑いながら語る優しく成長した大学生である 広島からの自称拓郎のKさんご夫婦、いつも九重登山の行き帰りに野乃花にお泊りいただいた 毎回ギターを抱えての登場でその日は決まって山小屋風になる野乃花である そのソフトな歌いっぷりに豪快な山梨のKさんも焼酎が進んだのかもしれません

 卒業式に追われての毎日が矢のように過ぎて行きます
それでなくても時の流れが早過ぎて、そのテンポにおいていかれそうな野乃花の住民は悲しむ余裕もありません
でも一生懸命その日のゲストや都合や日程で来れなかった方のことを思い起こしながらその一瞬を楽しみながら、懐かしみながら共有しています

別れを惜しむかのように静かな、とても静かな春の雨が降っています
  想いなほ
    時雨れる朝の
        養花天
 いつものように神様Hからの声が由布岳に木魂して来ました
 食いしん坊の髭のマスターは養花天を食べ物かと思ったのですが違いました
 養花天とは桜が咲く頃の、空全体が薄く曇った穏やかな天候を指す言葉です
 雲が花を養い、長持ちさせるという詩的で優しい意味を持つ俳句の季語です
 この時期の明るい曇り空を表現する言葉として親しまれています
 因みに髭のマスターは花の天麩羅の乗ったどんぶりを連想致しましたがそれも有りかもなどと居直っています

「いいね・野乃花!」への6件のフィードバック

  1. 連日の宴、誠にお疲れさまです。 いま、羽田について高速バスに乗ったところです。 確かに帰りはとてつもなく切なく、そぼ降る雨のごとく滝の涙があふれそうでしたが、今生の別れではないと思い直して耐えました。

    久々に旅から帰宅するのが憂鬱で、昨日別府から宿に戻ってしまいそうな誘惑に駆られました。 相変わらずの飲み過ぎですが、本日から2週間程は禁酒です。 またいつぞや大分で暴飲できるよう肝臓の温存に努めます。

    1. ののかオーナー

       桑原紀之様、(と言うよりも桑ちゃんのい方がしっくりいきますね)遠路本当に卒業式にご参加下さいまして有難うございました
      それにしても良く飲みましたね 只今、19:28分ですのでもうご自宅の方に着かれてゆったりとしている頃でしょうか
      本当に長い間野乃花を支えていただきまして有難うございました
      泣ける時に泣く方が楽に決まってますが男と言うものは頑固というかめんどくさいと言うかそう言う点では正直にできない動物のようですね
      私の方もうるうるしかけたのですが何とか踏ん張りましたが明美シェフは涙ボロボロで『花粉症が酷いね』とチャチャを入れて思いっきり頭のてっぺんを張り倒されました
      『心の中では俺の方が泣いてんだよ』と言いかけたんですがもう一発来そうなにで止めました
      今日から二週間禁酒とのこと、良いことです
      またいつの日かどこかの地でお会いできますことを信じてグッドラック!

  2. 今回は九重登山はしませんでしたが、それでも中身の濃い野乃花での一晩をたっぷりと楽しむことが出来ました。 他の2組の方達と楽しくお話しできたり、あつかましく勝手にギター持ち出して歌ったりとお騒がせして申し訳ありませんでした^_^
    そして、野乃花にこられるお客さんたちは皆んなマスターをはじめ奥様、息子さんとの再会を楽しみに来られてるのを痛感しました。
    だから、ただ泊まる宿という概念とは違った場所だったのがよくわかった今回の宿泊でした。
    森の宿野乃花での利用はできなくなりますが、ゆっくりされて又何かやられる事がありましたらギター担いで直ぐにでも飛んで行きますので連絡してくださいね。
    今回、別府にお住まいの方たちとも住所交換させていただきましたので、次回九州方面に行く時にはそちらの方達と連絡取り合って行けたらと思っています^_^

    1. ののかオーナー

       亀井正明様、改めまして長い間森の宿野乃花を愛して頂きまして本当に有難うございました
      亀井さんは野乃花では『広島の拓郎』で通っていますからいつもギター片手にソフトな歌声と優しい奥様が隣にいるというイメージが定着していましたね
      今回は別れではなくて卒業式ですからまたバージョンアップしてどこかで会えたらいいねという事です
      野乃花でまた新しい出会いがあり人生という旅を別の彩でデコレーションしてパンチの効いたスパイスのように味わい深いものになると良いですね
      人生七十年あっちこっちの我々の年代は黄昏時と言われますが黄昏時!良いじゃないですか!
      朝日の如くどんどんと登っていく若者もギラギラと輝き燃える太陽のような青年も素晴らしいですがそれらを全て経験してきたこの年代の穏やかな黄昏時・・・
      味わい尽くそうじゃないですか
      強がりでもなく独りよがりでもなく、ここで出会った人たちがニュートラルにお付き合いできたならば野乃花は旅の宿として幸せです
      ちょっと大分に来たから寄ってみたよ・・・今後もそのようなお付き合いをお願いいたします
      長い間本当に有難うございました
                     感謝!

  3. 幼稚園児の5歳の頃から、野乃花に行くのを毎回楽しみにしておりました。
    野乃花さんはオープンから22年、私も今年で22歳で、ここまで私の人生は野乃花さんと共にあり、祖母は野乃花に行くのが生きがいと語るほどで、親子三代に渡って大変お世話になりました。
    祖母の姿を見てきた私も、いつの日か定年退職をして「老後は毎月野乃花でゆっくりと…」と思っていたのですが、その夢はお預けとなってしまいました…
    しかし、自然の温もりと人の温もりを感じられ、御一家をはじめ野乃花で出会う方は皆さん優しくて素敵な方ばかり。最後の夜は、素敵なギターの音色と優しい歌声に包まれて、野乃花さんで過ごした日々を思い出しながらゆっくりと過ごすことができました。料理も細かいところまでこだわり抜かれており、大変贅沢な食事の時間を提供していただきました。
    私たち一家が今年に入り、何度も押しかけたもので、毎日忙しい日々を過ごされていることでしょうから、フィナーレを迎えられましたら、まずはどうぞゆっくりお休みになってください。
    長年にわたり本当に有難うございました!

    1. ののかオーナー

       結都君、コメント有難う!そして最後まで野乃花ファンでいてくれて有難うございました
      君が野乃花と共に生きてきたように野乃花という宿も野乃花の住民も君をはじめ沢山のお客様と共に歴史を刻んできたのは間違いありません
      本当に感謝です これから君が目指す教育という道は少し似ているかもしれませんね 『教え育てる』という事は決して一方通行では出来ないことであり時には子供に教えて貰うというか気付かされるというかその様なことが多々あると思います 多くは君が吸収力抜群の目をした子供達に教える事が多いと思いますが教えた後でどうか『育てる』ということを忘れないでください 野乃花に集うお客様たちは自然に抱かれてお互いに教え合い、育て合い、人として認め合いその時間と空間を僅かな時間の間に共有することの楽しさに気付いた人たちです 野乃花卒業式はその意味で皆んなを大きく育て上げてくれたと信じています 僅かに2ヶ月間の期間ではありましたが『野乃花がなくなると寂しい』『私達の癒される場所がなくなってしまう』と毎日毎日聞かされました たかが一つの宿の閉館にこんなにも多くの人が遠路集まってくれてある意味別れを楽しんでくれ、また別れを悲しんでくれたのですから皆さん必ず一つ成長したのではないでしょうか 楽しいだけの宿が永遠に続くとしたならばこの2ヶ月間の豊かな感情はきっと味わうこと、学習する事ができなかったのではないでしょうか 長々と訳のわからないことを書き綴りましたが今度は若い結都君が誰かのくつろげる宿になってください 君の親譲の優しさに大いに期待しています またどこかで会った時には『よう!元気!』を合言葉にグッドラック

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