嬉しい訪問者

 バタバタと片付けをしながら遊びに来ていた山友とコーヒーを飲んでいると玄関の呼び鈴がピンポンとなった。
野乃花の住民は宅配便の配達かと思って明美シェフが『はーい』と玄関へ向かった。
何やら話し込んでいるので書留かなぁ?と思いながら髭のマスターも玄関へ向かう。
玄関には和かなお二人が立っていて『22年前と数年前に泊まったことがあるんです、また伺おうと思って先月下旬にホームページを見てみると先月末で閉店とあったのでそれから毎日森の宿日記を見ていました。』とのこと。4月11日まで色々な整理や休息のために完全お休みとさせて頂いておりますのですが福岡から遠い所をおいで頂きましたので宜しかったら珈琲でも如何ですかという事になりました。ご主人は若い頃野乃花の様な生活や生き方に憧れていたという事等々話も飛び出して髭のマスターも22年前の野乃花オープン時代を思い起こしながら話が弾みました。わざわざ遠くから嬉しい訪問者でした。Kさん、有難うございました。Kさんは今ちょうど私が野乃花を開店した年齢という事ですのですのでまだまだ前途洋々ですね。おそらくその時にも話したのではないかと思うのですが憧れだけで田舎暮らしはしない方が良いと思います。強い信念と自分らしく生きるという真っ直ぐな目標をもって、そろそろこれからのライフプランを真剣に考える年齢であることは間違いないと思います。そのための準備を今からするのも良いことかもしれませんね。色々な人たちと背極的に出会い、経験談を聞き、参考にしながら、自分らしく生きることは簡単な様で中々出来ないものですよね。今のお仕事も大変立派で社会的にも私個人としても大変尊敬いたします。その中に自分の生きがいを見つけ出すことも魅力的だと思います。約二まわり年上の私で良ければいつでも語り合いましょう。人生の第二ステージを心ゆくまで楽しみ、多くの人達に巡り会えたという点では少しお話しできるかな。参考になれれば幸せです。4月11日以降は一日一組二組の宿泊のお客様を取りながら次のスッテップの準備をしていくつもりです。但しこの施設が売れるまでとし、それ以降はまだ未定ですが私たちの第三ステージを楽しむつもりです。今この日記で一つだけお伝えするとすれば『野乃花で出会った方々は間違いなく私たちの宝物である』という事です。特にこの2ヶ月間共に卒業式を楽しみながらひしひしとその事を感じています。その事を強く確信できたことは卒業式は私とその仲間たちにとって有意義なものであったと思っています。

 昨夜から強風と雨に咲き始めた桜の花が狂女が髪を振り乱すかの如く揺れています。
しかし明日になり風が治れば養花天となって花を優しく育て、守ります。
美しい桜の花も狂女となったり、美しく優しい女性になったりと必死に短い一生を生き抜きます。
野乃花の住民もあなたにとって強風や雨になったりなられたり、養花天となったりなられたりと短い人生という旅を共にできたら嬉しい。

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