止まっているよ竿の先

夕焼け小焼け〜の赤とんぼ・・・・・止まっているよぅ竿の先♪ そんな歌を口遊みなって来るような風景である 真っ赤な胴体と透明感のある羽を少し下げながら『休め』状態に入っているところをパチリと失礼した あんな安定感の悪い先っぽを好んでどうして止まるのだろうかと思いつつ『あぁ、秋なんだな』と思う それにしてもこの秋茜の赤は綺麗である 宮本輝さんの『良き時を思う』を読み上げた 江戸時代の時代小説を読み続け… 続きを読む »止まっているよ竿の先

水色の傘はかはない

15年ぶりに池田さんが泊まりにみえられました 22年8月に発行された歌集『水色の傘はかはない』を頂いた もちろん著者は池田さんである 静かな内にぴーんと張り詰めた人生、周りの人に安らぎと落ち着きを与えてしまう空気 池田さんの歌を目にするのは初めてのことであるが『凄い』と心が反応している 山の図書室 野乃花に置いてあるのでみなさん手にとってみてください この本は福岡県歌人会優良歌集賞と日本詩歌句随筆… 続きを読む »水色の傘はかはない

国東半島紀行

マサトシェフが国東の山に行ってきました いく筋もの谷の向こう側には人家が疎に点在しその向こう側には紺碧の周防灘が広がっている 両子山より28谷に流れ落ちる様は修行僧の厳しさを今もなお物語っています 国東耶馬と言われる岩山が聳え立ちそのいく手を阻むように立ち塞がり無名橋は眼下の景色を眩ませる 千数百年前から密教の場所いわゆる六郷満山と呼ばれている国東仏教文化の息遣いが手に取るように伝わってくる瞬間で… 続きを読む »国東半島紀行

いよいよ9月突入

今日から9月となりました 虫の音が日1日と大きく聞こえてきて小さな室内楽団からオーケストラへと変わっていく様な気分の高原です 草原を渡るそよ風もより色を薄く匂わせて心地よく感じる様になってまいりました また庭の栗の実も日増しに大きくなっています そうなってくると秋の味覚も楽しみですね 毎朝テラスの掃除をしているのですが落ち葉の量が多くなりそうなって来るとそろそろ焼き芋もいいかもと思いつつ忙しげに箒… 続きを読む »いよいよ9月突入

8月も今日で終わり

8月も今日で終わりですね 早い早いと言って日々生活を過ごしていると余計に速く感じてしまいますので考えない様にしました 昨日お泊まりのお客様の言葉の中にこういうのがありました 『年齢をかさねただけで人は老いない  夢を失う時初めて人は老いる  年齢は単なる数字に過ぎない  二十歳の年寄りもいれば100歳の若者もいる』 全くその通りだと思う 夢を諦めず100歳の若者を目指して髭のマスターも頑張っていこ… 続きを読む »8月も今日で終わり